JAいしのまき直売部会は2月28日、本店で直売所向け総菜メニュー実習会を開きました。部会員16人が参加。唐揚げなどの定番の総菜を用いて、調理方法の基本やポイント、工夫の仕方を学びました。
仙台市のキッチンスタジオ「具楽」を主宰する早坂具美子氏を講師に、おにぎりや肉じゃが、餃子など9品を調理しました。早坂氏は、唐揚げの鶏肉は大きめに使い、異なる温度の油で2度揚げすることなど、より売れる総菜の作り方を指導。
だしの使い方については「顆粒だしは火を通すうちに風味が逃げてしまうので、最後に入れること」と説明。また、肉じゃがをコロッケにアレンジする方法も指導しました。
部会員は「水を使わずに野菜の水分だけで肉じゃがを作ることに驚いた。コロッケにしてもとてもおいしかった」と話しました。
早坂氏は、販売用の容器への詰め方の見本も示しました。「総菜は自宅にある農産物で工夫して作ること。調理の工夫次第で利益を上げられる」と呼び掛けました。
同部会では、今後も継続して研修会を開き、新たな総菜の開発や販売高向上に取り組んでいきます。