JAいしのまきは、今年度も「JAいしのまき農業振興支援対策事業」を実施します。事業は、担い手、新規就農者の育成、農業者の安定した農業経営の一助を目的に、2009年度から「農業振興基金」としてJAが基金を積み立てており、それを原資とした支援を継続的に行っています。
今年度は、昨年からの継続を含む9つの支援を6000万円の予算を活用して実施します。
担い手の規模拡大に伴う大型農機や育苗ハウスの導入に対して事業費の5%を支援するほか、園芸品目の新規導入・規模拡大に係る施設・資機材導入に対して事業費の1/3を支援します。畜産では、3頭以上の増頭や県外市場からの繁殖素牛導入を支援します。
また、農業融資を受ける際に基金協会へ支払う保証料の全額支援や新規就農者・後継者の技術習得のための支援の継続に加え、集落で取り組む農地保全活動に使用する機械導入への支援を新たに創設するなど、支援内容を充実させています。
JAでは、今年度もチラシや広報誌、ホームページなどで広く周知し、幅広い支援をより多くの方に利用することで、農業者の所得増大に結び付けてほしいと呼び掛けていきます。