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自動運転コンバインで稲刈り/省力と先端技術で若手に魅力を

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オペレーターがハンドルを握らなくても自動運転で収穫作業が進む

 10月3日、東松島市鳴瀬地区の農業生産法人㈲アグリードなるせの圃場(ほじょう)で、情報通信技術などの最新技術を活用した汎用コンバインを使った稲刈りの実演会を行いました。農林水産省のスマート農業技術の開発・実証プロジェクトとして宮城県や㈱クボタ、農業生産法人などが構成する“超低コスト「輸出米」生産実証コンソーシアム”が主催したものです。農家の高齢化や担い手不足に対応するため、省力化や低コスト化を目指し、スマート農業の導入を推進しようと行いました。

 この日は、オペレーターが自動運転コンバインに搭乗し、両手を顔の高さに挙げ自動運転の快適さをアピール。村井嘉浩宮城県知事も実演会に訪れ、自らコンバインに搭乗し稲の収穫作業を体験しました。食味・収量センサー付き自動運転コンバインで、4月に播種した「ひとめぼれ」およそ1㌶を収穫。他にも、自動走行トラクタや高速汎用播種機による麦の播種を実演しました。

 自動運転コンバインは、事前に圃場(ほじょう)の座標などを設定することで自動運転での収穫作業が可能になります。運転アシスト中は、エンジン回転数や刈り取り部の昇降、方向修正や次工程への旋回移動などをコンバインが自動で行います。 

 収穫量や作物の品質などがデータとして蓄積され共有できる仕組みで、農業の経験が浅くても、ベテランに劣らない作業ができます。また、短期間で技術を習得でき、蓄積したデータを読み解くことで栽培管理に生かせます。

 ㈲アグリードなるせの安倍俊郎代表取締役社長は「先進技術を取り入れることで、若い世代に農業の魅力を強く感じてもらい、後継者不足を解消したい。栽培管理や経営管理のツールとしても活用していきたい」と話しました。

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