JA青年部矢本地区、女性部矢本地区は12月3日、東松島赤井市民センターで2023年度最後の「わんぱく探検あぐりスクール」を開きました。
11家族31人が参加し、地元産のもち米「みやこがね」を使った餅つき体験と閉校式を行い、本年度の活動を笑顔で締めくくりました。
ついた餅は同女性部が雑煮とあんこ餅にして参加者に振る舞いました。餅を食べた子どもたちは「ツルツルしていてお米の香りがする。5回もおかわりしちゃった」と笑顔で話しました。
式では青年部の菅原修一部長が、子どもたち一人一人に修了証書を手渡しました。東松島市の渥美巌市長は閉会式で、作物を育てる大変さに触れ「体験で学べたことは皆さんにとって貴重だったと思う。一生懸命作った経験を忘れずに、食の背景を考えて給食などを食べてほしい」と話しました。
雑煮には東松島で採れた野菜を使っており、あんこは女性部員が4日前から準備して手作りしたものになっています。
同スクールは東松島市の後援を受けJAが主催し、自然・いのち・食べ物の大切さについて学ぼうと24年前から市内の親子を対象に食農教育活動で年に6回開催しています。来年以降も継続する予定です。