宮城県東部地方振興事務所は12月7日、石巻合同庁舎で石巻地域農福連携推進研修会を開きました。
農業者や福祉関係者ら約30人が参加し、農福連携に取り組む農業法人と福祉法人ら3組が取り組み事例を発表し、パネルディスカションをしました。
東松島市でサツマイモなどの野菜5種類を栽培している、㈱よつばファームの熱海光太郎代表取締役は、同法人の事業内容や農福連携をしようと思ったきかっけなどを紹介。パネルディスカッションでは、障害者への作業指示の出し方や農福連携で苦労したこと、感じていることなどの質問に答えました。
熱海代表取締役は「初めはうまく伝わらず、大変だったが、作業の指示次第でアルバイトの人たちと変わらず業務にあたってくれる。とても助かっているし、なくてはならない存在」と話しました。
このほか、一般社団法人地域障害者雇用促進協会Nさぽーと・みやぎと㈱アップルファームの2団体が取り組み事例を発表しました。