JA河南いちご部会は12月15日、クリスマスと年末年始に向け、石巻市河南地区の野菜集荷場で出荷目ぞろえ会を開きました。猛暑の影響で例年よりも出荷開始が遅れましたが、品質は良好です。
部会員や関係者18人が参加。各品種について、JA担当職員が着色やパックへの詰め方を丁寧に説明しました。
講師を務めた石巻農業改良普及センターの今野誠技師は「収量を確保するため、午後に暖房機を回し、夜温の低下を緩やかにする事を心がけるように」と呼びかけました。
同部会の辺見勝徳部会長は「今年は猛暑の影響で育苗が遅れたが、甘いイチゴができた。年末年始もギリギリまで頑張りたい」と意気込みます。
同部会は部会員は15人で構成し、3㌶のハウスで栽培しており、「とちおとめ」、「紅ほっぺ」、「もういっこ」、「にこにこベリー」、「よつぼし」の5品種を作付けし、年内に全ての品種を出荷します。1回目の出荷ピークは年明けで、10㌃5㌧の出荷を目標に5月いっぱいまで出荷する予定です。