宮城県内2位のイチゴ生産量を誇るJA管内で、クリスマスと年末年始に向けて出荷が始まっています。
東松島市赤井の遠藤賢亮さん(42)は、約17㌃の大型ハウスで「とちおとめ」を栽培し、11月中旬から収穫を始めました。収穫には、車輪の付いた荷台を使い一粒一粒丁寧に選別し、手で摘み取っています。
今年は猛暑の影響で、実は小粒傾向で収量の減少が見込まれますが、味や品質は良い仕上がりになっています。
遠藤さんは「今年は天候の影響を受けて大変だが、甘くておいしく仕上がっている。今後も良いものをたくさんつくれるよう努めていきたい」と話します。
管内のイチゴは3月~4月に出荷のピークを迎え、6月上旬まで出荷する予定です。今年度JA管内では38軒の生産者が「とちおとめ」や「紅ほっぺ」などの品種を栽培し386㌧の出荷を目指しています。