
石巻市立向陽小学校5年生83人は12月6日、「感謝の会」を開きました。児童たちが自ら育て、収穫したもち米で餅を作って味わうとともに、指導に携わったJAいしのまき青年部石巻地区に感謝の気持ちを伝えようと開き、部員3人が参加しました。同校での食農教育は今年で5年目となります。
児童たちは、保護者と一緒にきなこ餅とあんこ餅や豚汁を作り、部員に振る舞いました。あんこの小豆も児童たちが栽培したものを使い、グループごとに調べ学習をした内容を発表。餅の料理や世界の米の比較、米の害虫など、さまざまな視野で作物について情報収集していました。
同校の奥田茂人校長は「子どものころに農業を体験するということは、将来的に役に立つ。知識の幅が広がり、大人になってからその経験が生きていく」と話しました。
同地区では、地域の子どもたちへの食育活動を今後も継続して行っていきます。