JAセリ部会が栽培する伝統野菜「河北せり」が出荷最盛期を迎えています。県内第2位の生産量を誇り、今年は部会員13人が2・5㌶で栽培。前年並みの出荷47㌧を目指します。出荷は10月上旬から始まっており、品質は良好です。
高橋正夫部会長は「11月の現地検討会から、部会員全員が計画的に防除を徹底してきた。年末に向けた出荷も、部会員全員で頑張っていきたい」と意気込みます。
収穫後は選別、洗浄、結束、箱詰め作業を行い、夕方にJA集荷場へ出荷、地元青果市場に運ばれます。
収穫作業は2月ごろまで続き、石巻市内の青果店、量販店で販売され、地元の道の駅「上品の郷」でも毎日販売されます。
「河北せり」は2020年、国の「地理的表示(GI)保護制度」の認証を受けています。