河北農産加工グループ連絡協議会は、11月22日、JA本店でつぼみ菜を使った料理教室を開きました。仙台市で飲食店を営む有限会社KYOTAファクトリー加藤雅人料理長を講師に招き、会員8人が参加しました。
例年は米粉料理教室として開いていましたが、今回は、会員らが栽培しているつぼみ菜の調理レパートリーを増やし、正月のおもてなしに活用しようと初めて企画。加藤氏が考案した「石巻の野菜と伊達の赤豚鍋」や「つぼみ菜と鶏肉の八幡巻き」など4品を調理しました。
つぼみ菜は、石巻市河北地区で栽培が盛んな冬野菜で、繊維が柔らかく、冬の寒さで甘さが増し、1月に旬を迎えます。工夫次第で和・洋・中のどの料理にも合うため、自分好みにアレンジもしやすい食材です。
鍋料理では、ニンジンはピーラーを使って、ハクサイの茎は千切りにすることで見た目も良く、火が通りやすいといったポイントが説明されました。
会員は「普段使いとは違うつぼみ菜の調理法を教えてもらった。来年もぜひ企画してほしい」と話しました。