石巻市の農事組合法人たてファーム和は1月20日、大崎市の長堀地区圃場(ほじょ)整備事業推進委員会らの視察を受け入れました。
同地区では、圃場整備事業を行うにあたり、法人化を検討しています。同法人も同様の経緯で法人を設立したことや乾田直播(ちょくは)栽培やスマート農業など、先進的な取り組みを行っていることから今回の視察を企画しました。
同委員会や大崎市三本木総合支所、JA古川、鳴瀬川沿岸土地改良区の職員ら14人が訪問し、参加者らは、たてファーム和の施設で作業機械を見学後、近くの集会場に移り、同法人を設立した経緯や概要、圃場整備事業の取り組みなどを学びました。
質疑応答では、農事組合法人を選択した理由や、従業員の給与体系、作業分担、資本金の設定などについて具体的に意見交換しました。
同委員会の斉藤正委員長は「法人設立までの流れや問題点を聴き、施設も見学し、大変貴重な時間だった。聴いたことを参考に、各関係機関と連携して取り組んでいきたい」と話しました。