JA稲作部会は1月24日、石巻市北村の遊楽館で稲作総合検討会を開きました。
部会員ら65人が参加。2023年産水稲の生育概況を振り返り、次年度に向けた対策などを学びました。
宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第一班佐藤泰久技術次長は、23年産の気象状況や収量と品質などについて説明し「次年度も高温になる可能がある。高温に対応した肥培管理や水管理、気象庁の長期予報などを活用することを心がけてほしい」と話しました。
朝日アグリア㈱営業四部技術営業課の鈴木秀輔氏は「土づくりをもう一度~有機物の特性およびその利用について~」、㈱シジシージャパングロサリー事業部米穀・鶏卵チームの松枝良輔主事は「JAいしのまき米販売状況について」と題し、それぞれ講演しました。
参加者からは、品種についての高温耐性などの質問がありました。
同部会は今後も、現地検討会や研修会などを実施し、「安全安心ないしのまき米」の栽培を目指します。