JAいしのまきやもといちご生産組合は12月12日、JAの矢本青果物出荷センターで出荷査定会を開きました。組合員ら14人が参加し、12月中旬から始まる最盛期に向け出荷規格を確認しました。
今年は定植が順調に進み、8月の気温が高かったことから生育も良好。例年通りの11月15日から出荷が始まっています。
この日は、佐藤雄則組合長を中心に現物査定を行い、出荷規格やパッケージごとの詰め方を再確認しました。異物の混入防止や粒ぞろいの良いパック詰めに努めるよう呼び掛けたほか、衛生管理についての指導もありました。
市場価格について、仙台市中央卸売市場の担当者は「ここ1、2年は数量減の単価高が続いている。青果の値段も高騰し例年以上に市場が混み合っている。『やもとのいちご』は評判が良いのでピークに向けて準備してほしい」と話しました。
同組合では、「とちおとめ」と「紅ほっぺ」を2・1㌶で栽培し、101㌧の出荷を目指します。出荷は6月まで続きます。