利用者に畑を貸して好きな野菜を栽培してもらう、JAアグリチャレンジ農園が開講しました。毎年人気で、2024年度は26組44人の申し込みがありました。
4月13日、東松島市大曲の圃場(ほじょう)で、開講式と第一回栽培講習会を開催。JA職員が、展示圃(ほ)で野菜作りの基本となる畝立て作りを指導しました。
職員は高畝や平畝に向いている野菜を紹介し、「作りたい野菜に合わせて畝立てをしてほしい」と話しました。
今年で3年目となる参加者は「だんだん野菜の作り方がわかってきた。週に1回は必ず足を運びたい」と話しました。
初めての参加者は「耕運機の使い方まで教えてもらった。夏野菜と芋類を育てたい」と意気込みを話しました。
JA営農企画課の佐藤友課長は「10年目の節目で、多くの皆さんに参加してもらいうれしく思う。暑いとは思うが、無理はせず野菜作りを楽しんでほしい。わからないことがあったら職員に気軽に声をかけてほしい」と激励しました。
今後、定期的に栽培講習会を開いていきます。同農園は、農業を身近に感じ、JAに理解を深めてもらおうと、15年度から始めました。