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加工用ジャガイモ植え付け始まる/今年は46.8ヘクタールに拡大

ジャガイモを定植する生産者ら

 JA管内でポテトチップスなどの原料となる加工用ジャガイモの植え付け作業が始まっています。

 昨年は4法人が約39㌶で栽培しましたが、今年は新たに1法人が加わり、46.8㌶に拡大しました。

 石巻市桃生地区の圃場(ほじょう)では、4月15日、㈲サンダーファーム牛田の従業員らが、3・3㌶に種芋を植え付けました。トラクターに専用のプランターを取り付け、植え付けと同時に施肥し、畝を立てていきました。

 収穫時期は7月下旬から8月中旬を予定し、管内全体で収量1400㌧を目指します。

 収穫したジャガイモは栃木県の工場に運ばれ、ポテトチップスなどに加工されます。

 JAは、2019年からカルビーポテト㈱と栽培契約を結び、今年で5年目になります。

 宮城県は、水稲から土地利用型露地園芸への転換誘導と定着に向けた取り組みを推進しており、加工用ジャガイモは、食品製造業者からの需要も高く、重点品目として位置付けているため、JAでは今後も生産拡大を目指していきます。

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