JA桃生町なす部会は4月30日、3月中旬から定植したナスの巡回指導を行いました。
石巻市桃生・矢本・河南地区の圃場5カ所を巡回。今年は例年に比べ暖かい日が続いたことから順調に生育が進んでいます。
講師を務めた㈱渡辺採種場瀬峰研究農場の山田智浩さんは「これから夏にかけて暑くなるので、丈夫なナスの樹(き)に育てていくことが重要。水不足にならないようこまめな管理と、樹の力をなくさないよう早めに追肥してほしい」と指導しました。
同部会は、品種は「くろべえ」「あのみのり2号」を、6軒の生産者が約80㌃で栽培し、33㌧の出荷目標を掲げています。4月下旬から出荷が始まり、出荷最盛期は6~7月で10月下旬まで収穫します。
気温の上昇とともにアブラムシやうどん粉病の発生が懸念されることから、同部会は、早めの予防と定期的な巡回指導を行い、良質なナスの生産に努めていきます。