JAは2023年度、JAが稲わらを集荷し販売する事業を始めるため、集荷支援として1㌕あたり5円を支援しました。
独自の農業振興支援対策事業として、既存の「農機等導入支援」「ササニシキ集荷拡大支援」など、全9種の支援対策を展開。合計1453件、1.3億円を支援しました。
22年度から一部内容を変更、追加することで、利用率の向上を図り、地域の担い手支援、農業所得増大を推進しました。
全国1位の作付面積を誇るササニシキの「集荷拡大支援」は、昨年より200円増額し、1俵あたり300円を支援しました。
「農機等導入支援」では、昨年まで支援上限(50万円)を設けていましたが、価格上昇を受け、23年度から撤廃。支援対象は、10万円以上の農機の購入、ハウス建設、ハウス栽培に係る費用とし、事業費の5%を支援し、利用件数は390件で約5000万円にのぼりました。
当該事業は、08年から積み立てている「農業振興基金」を財源とした同JA独自の支援対策。組合員が活用しやすいよう、毎年支援内容を見直ししながら展開しています。24年度も引き続き支援する予定です。