宮城県農政部の橋本和博部長ら7人が5月22日、JAいしのまき中央カントリーエレベーター(CE)「こめ太郎」を訪れ、施設概要と輸出米の取り組みについて視察しました。
同施設は2018年、輸出対応型CEとして国内で初めて稼働し、米の乾燥調製・もみすり・選別機能に加え、精米を真空包装にする機能などを搭載し、輸出米の製造対応機能を完備しています。
JA職員が、輸出用米の作付面積や生産数量の推移、輸出米取組増加に向けた取り組みを説明しました。
県からは、新たに輸出米に取り組む地域や面積について質問があり、JAが新たに取り組んでいる稲わら事業についても情報交換し、同施設内の精米プラント内の真空包装機も熱心に見学しました。
橋本部長は「輸出米や新たな取り組みについての話を直接聞くことができて良かった。支援対策に関しては県としても国に申し入れしたいと思う」と話しました。
24年度産の輸出米の作付面積は約90㌶を見込んでいます。