
JA管内の東松島地区では作業の省力化を図ろうと、水稲栽培でのドローンを使った、一発処理除草剤(豆つぶ剤)の散布が増えています。
2024年度は、新たにドローンを所有する奥松島グリーンファームと宮戸干拓宮戸生産組合が連携して圃場(ほじょう)51㌶に散布します。
豆つぶ剤は、散布量が10㌃あたり250㌘と、1㌔粒剤の4分の1の軽さで、自己拡散性に優れているため均一に圃場全体に行き渡せることが可能です。
散布時間はドローンの機種によりますが、1㌶を3~7分で散布し、1~3往復で作業を終えるため、作業時間の短縮と作業の省力化が図ることができます。
5月22日、農薬メーカーのクミアイ化学工業の担当者ら立ち合い、宮戸干拓宮戸生産組合の圃場で奥松島グリーンファームの担当者が豆つぶ剤を散布しました。
同地区では、この2法人の他、3法人でも散布を実施する予定です。