東松島市宮戸地区の奥松島果樹生産組合「いちじくの里」で、桃の袋掛け終盤を迎えています。
昨年から栽培個数を5000個増やし約7万5000個を予定しています。袋掛けは、強風や病害虫の被害から果実を守ることが目的、着色も鮮やかにします。
同生産組合の尾形善久組合長は「今年の桃も順調に生育している。自分たちができることは基本に忠実に作業を行い、地域の皆さんや市場においしい桃を届けたい」と笑顔で話しました。
今後も定期的に草刈りや消毒を行い、反射シートや獣被害対策のための電気柵を設置します。
今年は「あかつき」「まどか」「紅錦香」を7月20頃から順次収穫する予定です。同組合は2015年4月に設立。東日本大震災で被害を受けた農地で、新たな特産品にしようと桃の栽培を始めました。