大麦の生産量県内1位を誇るJAは6月12日、石巻と河北両地区で本年産大麦の初検査を行いました。管内では大麦を828.6㌶(42組織)、小麦165.8㌶(13組織)を作付け。大麦2199㌧、小麦576㌧の収量を見込んでいます。
石巻地区ではこの日、5月下旬から収穫した大麦「ホワイトファイバー」114㌧を検査し、全量2等となりました。
大麦は、穀物の中でも検査項目が多く、水分・形質・容積重・空洞・硬質と5項目チェックします。検査は7月中旬まで約30回を予定しています。
本年産は、秋の播種時から天候に恵まれ平年より生育も早く、出穂も10日程度進みました。刈り取りは、刈り遅れによる品質低下がないよう注意しつつ、7月上旬まで続きます。
(有)大瓜東部アグリファームの本木敏幸代表取締役は「スタッフみんなが頑張ってきたおかげで今年の麦も良い出来だった。麦茶やもち麦をおいしく飲んだり食べたりしてもらえたらうれしい」と話しました。