JA青年部は6月16日、農福連携を深めようと石巻市内特別支援学級保護者会の親子を対象に、同市蛇田のJAさつまいも生産組合の圃場(ほじょう)で、サツマイモの定植作業を行いました。
親子8組と青年部関係者23人が参加し、青年部員があらかじめ畝を立てマルチシートを張った圃場に、一つ一つ穴をあけ、苗挿し棒で1本1本斜めに苗を植え込んでいきました。
笑顔で植え込んでいる子供や「大きくなあれ」と声をかけて植える子供など、青空の下で元気いっぱいの植え付け作業となりました。
同青年部の菅原修一副委員長は「3年目となる今年度は、定植から収穫、そして皆さんと一緒にたくさん食べたいと考えている。スーパーに並んでいる野菜がどんなふうにしてできるのか、少しでも知ってもらえるとうれしい」と笑顔で話しました。
石巻市議会議員で、同保護者会の会長である我妻久美子さんは「一人一人自分のペースで定植したことで『こつ』をつかむこともでき、自信がついたと思う。農福連携、食育のすばらしさを改めて実感した」と話しました。