石巻市の㈲ファーム・ソレイユ東北は6月17日、同市桃生町の茶畑で桃生小学校6年生11人に「桃生茶」の摘み取り体験を指導しました。
同法人が企画した「桃生茶を知ろう」というプロジェクトの一環で、子どもたちに地元で栽培しているお茶について理解を深めてもらうのが目的。
同法人の職員と有志のボランティアらが摘み取り方を実演しながら説明。児童らは茎が柔らかく3枚の葉がついた茶葉を丁寧に手で収穫しまた。
作業に慣れてくると、かごがいっぱいになるまで夢中で摘み取っていき、児童らは「初めて摘み取りしたけど楽しかった」「貴重な体験だと思うし、もっととりたい」と笑顔で話しました。
同法人の日野朱夏さんは「自分たちが住んでいる地域には、煎茶、紅茶、ウーロン茶が作られていること、この地から世界全体に届けていることを知ってもらいたい」と語りました。。
同日摘み取った茶葉は、和紅茶に加工し、来年3月の卒業式前に児童らにプレゼントします。
同プロジェクトは今年の5月に座学授業を行い、7月には発酵茶製茶工場の見学を予定しています。