宮城県東部振興事務所は6月19日、ポテトチップスなどの原料となる加工用ジャガイモの現地検討会を開きました。東松島市と石巻市の圃場(ほじょう)5カ所を巡回し、生育が順調であることを確認しました。
JA管内では5法人が約51・8㌶で栽培。今年は昨年より200㌧多い1400㌧の収量を目指します。収穫は7月下旬から8月中旬を予定しています。
5法人の生産者他、カルビーポテト㈱やJA、宮城県東部振興事務所職員ら約25人が参加。雨天時の排水具合や雑草の発生状況を確認しました。
東部振興事務所の片岡信幸班長(技術次長)は「どこの圃場も順調に生育している。今後は雨の具合をみて早めの防除や除草に努めてほしい」と呼びかけました。
JA管内ではカルビーポテトと連携した加工用ジャガイモの生産が拡大している。本年度は1法人が加わり、「オホーツクチップ」や「トヨシロ」などを、前年度より9㌶多い 51・8㌶で栽培しています。