USDA―ARS(米国農務省農業研究局)の研究員らが6月24日、JA中央カントリーエレベーター(CE)「こめ太郎」を訪れ、施設の概要や、もみ殻処理施設を視察しました。
一行は、同研究局の土壌肥料研究者や作物栽培研究者などの専門家で構成されたグループ4人で、今回は日本の農業先進地の取り組みを学ぶために訪れました。
同CE内では、JA職員らが、荷受けから出荷までを集中管理する操作室で一連の流れを説明。その後、精米プラントやもみ殻施設を見学し理解を深めました。
アメリカでは、もみのままで出荷されることから「もみ殻の用途や、色彩選別機の」について、さまざまな質問があがりました。
サラ・ビーバウト博士は「立派な施設で、たくさんの米がきれいに出てくる仕組みに驚いた」と話しました。
同施設は2018年、輸出対応型CEとして国内で初めて稼働した。米の乾燥調製・もみすり・選別機能に加え、精米を真空包装にする機能などを搭載し、輸出米の製造対応機能を完備しています。