
みやぎ農業振興公社は24日、種子用大豆の生産圃(ほ)3カ所を巡回し、生育良好を確認しました。今年は6月の播種(はしゅ)以降、雨が少なく例年通り順調に生育しました。
管内では「タチナガハ」「タンレイ」「ミヤギシロメ」の種子用大豆を約25㌶で栽培。巡回には生産者や石巻農業改良普及センター、JA全農みやぎ、JAの職員ら約10人が参加しました。
石巻農業改良普及センターの大泉武士技師は「気温の高い日が続いており、生育が早い。開花期後の管理が品質を左右するため、除草剤の散布や防除を徹底してほしい」と呼びかけました。
昨年に続いて栽培に取り組む生産者は「大豆は病害虫に弱いので、今後の管理を徹底してしっかりとした収量を目指していく。被害粒のない良質な豆を確保していきたい」と話しました。