JAセリ部会は7月31日、「河北せり」の現地検討会を開き、9月に植え付けを始める親セリの生育状況を確認しました。今年は比較的天候に恵まれたことから生育は順調に進んでいます。
生産者や関係者20人が参加。講師に宮城県農業・園芸総合研究所の職員らを迎え、石巻市河北地区の圃場(ほじょう)12カ所を巡回しました。
講師らは、夏場の害虫防除や葉枯れ病の防除を徹底するよう生産者に呼びかけました。
根セリの植え付けは9月中旬から順次始まります。
高品質なセリを育てるには、良い親セリが必要となるため、この時期の種田の管理は重要となるため、高橋正夫部会長は「今年も猛暑が続くと思われるが、部会員みんなで良質なセリの生産を目指していきたい」と力を込めました。
「河北せり」は2020年12月に国の地理的表示(GI)保護制度に登録されています。