色麻町認定農業者連絡協議会の会員と、JA加美よつば、大崎農業改良普及センターの職員ら20人が8月2日、石巻市の農事組合法人たてファーム和(なごみ)を訪れ、乾田直播(ちょくは)栽培の取り組みを視察しました。
同協議会には、乾田直播栽培を行っている会員もいますが、まだまだ普及しておらず、色麻町内での乾田直播栽培をより拡大しようと、今回の視察に至りました。
参加者らは初めに、施設内の設備や作業機械、乾田直播した圃場(ほじょう)を見学。その後、同法人の高橋弘総務部長から、法人の設立経緯や経営面積、乾田直播栽培の特徴などについて説明を受けました。
参加者からは、乾田直播で失敗したこと、大変だったこと、生産費はどれくらいかなど、さまざまな質問があがりました。
同法人の伊藤重一組合長は「今回の視察が色麻の皆さんにとって少しでも参考になればうれしい。農業発展のために、同じ農業者として共に頑張っていきたい」と話しました。