
JA管内の東松島地域で、高収益作物の加工用タマネギの栽培が拡大しています。2023年に3法人が試験的に60㌃で栽培したが、24年は、「もみじ3号」や「ターザン」を合わせて約3・3㌶で栽培します。
東松島市の㈱パスカファーム立沼は、9月下旬から直播(ちょくは)を始め、種まきと畝立て、肥料散布などが同時にできる播種機を使用しています。
JAとJA全農みやぎの職員らが、種がしっかりとまかれているか、畝の位置や播種機の高さなどを確認しながら作業を進めました。
全農みやぎの担当者は「播種後の管理として雑草対策と病害対策がとても重要になってくる。生育状況を見ながら適宜対策をしてほしい」と話しました。
同法人の佐藤正代表は「加工用タマネギが転作作物の主軸となるよう、多収量を確保し、高品質なものを目指して、今後の栽培管理に努めていく」と意気込みを語りました。