
構成員の多くが漁師で、漁業も行いながら果樹生産に励んでいる東松島市の奥松島果樹生産組合「いちじくの里」のイチジクが出荷最盛期を迎えています。
今年は約400本を栽培。雨や夏場の暑さの影響が心配されましたが、生育は順調に進み、例年並みの1㌧の収穫が期待できそうです。石巻青果や地元量販店・直売所などに出荷しています。
尾形善久組合長は「イチジクのブームが来ているのか、ありがたいことに待っている人たちが多く、とてもうれしい。期待に応えられるよう、組合員みんなで協力して、もっと良いイチジクを作っていきたい」と意気込みます。
同組合は同市宮戸地区で津波被害を受けた農地の再生を目指して2015年4月に設立。イチジクをはじめ柿や桃など、果樹栽培で地域農業の活性化に貢献しています。