
石巻市の市営河北上品山牧場で10月25日、161日間の放牧を終えた繁殖雌牛(黒毛和種)34頭が退牧し、元気な姿で畜産農家の元へ帰りました。
同牧場は放牧面積約40㌶、採草地14㌶を持ちます。5月17日に、石巻市内の畜産農家9戸から29頭が入牧し、追加で後日5頭が途中入牧しました。
同日は34頭が体重測定と消毒をした後、搬送用トラックに乗せられ、元気な姿で里帰りしました。
畜産農家は「久しぶりに会うと体つきが変わったのがわかる。放牧された期間は作業が軽減されたので助かった」と笑顔で話しました。
放牧は、畜産農家の経費や労力の軽減を目的に行っており、日光浴や自由に運動することで足腰が強くなります。健康増進やストレス解消、引き締まった体形になり、受胎率の向上も期待できます。