
石巻市河南地区の農事組合法人たてファーム・和(なごみ)は11月8日から、大豆の収穫作業を始めました。11月5日の現地検討会を受け、作業を始めました。
今年は天候に恵まれ湿害などの障害は少なく、生育が順調な圃場(ほじょう)が多く見られます。
同法人の髙橋弘総務部長は「10月の成熟期に例年より降水量が多く、紫斑病の発生が心配されたが、実際に収穫してみると、昨年より大粒比率が高くほっとしている。適期刈り取りを実施し、多くの良質な大豆を収穫したい」と意気込みます。
同法人は今年、大豆「タンレイ」「ミヤギシロメ」種子用大豆を含め約44㌶で栽培。収穫作業は、12月中旬まで続く予定です。
宮城県は大豆の作付面積が全国2位。JA管内は2024年度2311㌶に作付けし、4075㌧の出荷契約数量を見込んでいます。