
JA女性部桃生地区は11月13日、石巻市立中津山第一小学校の2年生11人に、6月に播種(はしゅ)した大豆「タンレイ」の脱穀作業を指導しました。
同部の高橋千代恵さんが講師となり、枝についた大豆の殻を児童に見せながら「殻の中には大豆が入っています。その大豆を取り出す作業を“豆ぶち”と言います」と説明し、2班に分かれて作業をしました。
500㍉㍑のペットボトルに半分ほど砂を入れ、枝に付いた殻をボトルで叩きながら大豆を取り出しました。児童たちは「大変だったけど楽しかった」と元気に話しました。
児童は夏休み明けに「枝豆」として食し、収穫した残りの大豆は来年2月頃、豆腐づくりやおからドーナッツづくりに使う予定です。
同校を含め桃生町内の3つの小学校は、来年4月に統合するため、脱穀作業は同校での最後の食育活動となりました。