
石巻市河南地区の特産品として40年以上前から愛されている「深谷からし巻き」の製造が今年も始まっています。
JA河南食品加工部会が、部会員が栽培したダイコンとシソを使って加工しています。
拍子木切りにした、たくあん漬けにからしを絡め、塩抜きしたシソで巻きます。鼻から抜けるツーンとした辛さとパリッとした食感が癖になる逸品です。この時期ならではの特産品で心待ちにしている利用者も多いです。
高齢化で部会員は4人になりましたが、地域の人たちの協力もあり伝統を守り続けています。
黒沼次子部会長は「今年のダイコンは豊作とはならなかったが、おいしいからし巻きを届けられるよう頑張っている。お茶漬けにするとおいしいので、ぜひご賞味ください」と話しました。
12月4日から、JA直売所「やさいっ娘」、JA河南営農センター(資材店舗)で販売する予定。1袋(150㌘)370円、10袋入り3700円、20袋入り7400円。