
石巻市和渕地区で1月6日、農事組合法人黄金(こがね)ファームが発足しました。地域農業の担い手となり、共同利用施設の運営や農作業の受託を重視した活動を展開します。構成員は4人で、地域ぐるみで農業を盛り上げようと、従業員には多くの地域住民を雇用していきます。
法人設立以前は同じ名前の任意組織を運営し、平成28年は飼料用米4㌶と大豆5㌶、大麦5㌶を栽培していました。新たに農事組合法人黄金ファームとして、平成29年からは主食用米として「ひとめぼれ」と「ササニシキ」を栽培し、飼料用米、大豆、大麦の栽培規模拡大を目指します。また、無人ヘリコプターを導入し病害虫の防除も請け負う予定です。
阿部仁彦代表は「農業を楽しみながら組合員一丸となり、地域発展に貢献したい。将来は園芸作物も手掛けたいと考えている」と意気込みます。