
JAいしのまきは1月16日、2月から開催している「野菜も、うめえぞ!いしのまきフェア ~いしのまき野菜 冬の陣~」をふまえ、飲食店と農家の交流と情報共有の場を設けようと「産地見学交流ツアー」を行いました。
石巻市と仙台市の飲食店料理長など35人が参加。河北セリとちぢみホウレンソウの圃場(ほじょう)の見学と収穫体験をしました。
石巻市河北地区で行った河北セリの収穫体験では、JAセリ部会の高橋正夫部会長が「河北セリの圃場は山間に点在し、栄養豊富な地下水で栽培しているので香りと食感の良さが人気」と説明。セリ田に入って収穫を体験した参加者は「冷たい水中でひざをついて、セリを傷つけないように泥を落とすのがとても大変。繊細な作業が多いことが分かった」と話しました。
東松島市赤井で行った、ちぢみホウレンソウの収穫体験では、やもとほうれん草生産組合齋藤英彦組合長が「収穫作業では余分な葉も摘み取ることで見栄えも良くなり味も落ちにくくなる」と話し、作業の手本を見せました。参加した飲食店料理長は「作業を体験し、農家の方に、おいしさを見分けるポイントなどを直接聞くことができ有意義だった。いしのまき野菜の素晴らしさをお客様に伝えたい」と意気込みました。
同フェアは2月1日から28日に石巻・仙台地域の飲食店約70店舗で展開しており、JAいしのまき産の河北セリやちぢみホウレンソウなどを使った料理を提供しています。