
JAやもと長葱(ねぎ)生産組合は1月23日、東松島市の矢本青果物出荷センターで、「越冬ネギ」の出荷目ぞろえ会を開きました。
組合員ら約35人が参加し、現物を手にとり、出荷規格や選別作業のポイントを確認しました。
同生産組合の阿部亮検査員が、曲がりの基準や黄変の程度について、現物を見ながら丁寧に説明しました。
「越冬ネギ」は雪の下で長い時間をかけて育てることで、糖分を蓄え、通常よりも甘く、柔らかいネギに仕上がるのが特徴です。
同生産組合の石森吉次組合長は「12月下旬の寒さでしもやけが見られるものもあったが、甘くてみずみずしく仕上がっている。品質の良いネギを届けたいです」と話しました。
2024年度は組合員25人が、昨年より0・4㌶多い4・5㌶で栽培し、出荷量108㌧の目標を掲げます。出荷は3月下旬まで続く予定です。