
2027年に北海道で開かれる第13回全国和牛能力共進会への出品を目指し、いしのまき和牛改良推進組合は2月6日、石巻市のJAいしのまき畜産物集出荷場で、24年度計画交配産子調査研究会を初めて開きました。
計画交配に指定した種雄牛「勝美桜1」産子を調査し、今後の計画交配と出品対策を進めていくのが目的です。
組合員やJA職員ら、約30人が参加。検査員らは、同組合員2人が飼養している「勝美桜1」産子2頭の個体を検査し、発育状況など美点・欠点を確認しました。
総評では、尻形にやや課題はあるものの、発育や体の伸び・深さが良いことなどがあげられました。
同組合の高橋勝組合長は「今回の調査を踏まえ、全共に向けてより一層組合員一丸となり、飼養管理の向上に努めていきたい」と意気込みを話しました。