
石巻市立桃生小学校の6年生11人が摘んだ「桃生茶」を使った和紅茶が完成し3月4日、児童たちに手渡されました。
児童はこれまで、お茶のいれ方や製茶工場の見学を通じ「桃生茶」について理解を深めてきました。
「桃生茶」を発酵させるなどして、和紅茶に仕上げたのは、石巻市のファーム・ソレイユ東北。同社の日野優介さん、朱夏さん夫妻が同校を訪れ、「家族で和紅茶を飲みながら、地元のお茶について話してもらえたらうれしい。地元に『桃生茶』という宝があること胸を張って伝えてほしい」と話しました。
和紅茶を手渡された児童は「1年間でお茶のことを知ることができてよかった。茶摘みが楽しかった。大切に飲みたい」と笑顔で、話しました。
同校は、4月に同市桃生町内にある小学校二校と統合し、新しい「桃生小」となります。