
JA管内でポテトチップスなどの原料となる加工用ジャガイモの植え付け作業が始まっています。
今年は5法人が約45㌶で栽培。収穫は7月中旬から8月中旬を予定し、管内全体で収量1350㌧を目指します。
石巻市桃生地区の圃場(ほじょう)では9日から植え付け作業が始まり、同地区の㈲サンダーファーム牛田は5・5㌶に種芋を植え付けました。トラクターに専用のプランターを取り付け、植え付けと同時に施肥し、畝(うね)を立てながら作業を進めました。従業員は「きれいに畝立てができ、天候にも恵まれて良かった。豊作を期待したい」と話しました。
JAは2019年からカルビーポテト㈱と栽培契約を結び、今年で6年目です。
宮城県は、水稲から土地利用型露地園芸への転換誘導と定着に向けた取り組みを推進。特に加工用ジャガイモは、食品製造業者からの需要が高く、重点品目と位置付けしており、JAは今後も生産拡大を目指していきます。