
JA管内で大麦「ホワイトファイバー」などの圃場で無人ヘリコプターやドローンによる赤かび病防除の空中散布が始まっています。作業は5月上旬まで続き、管内の大麦、小麦全体で約977㌶を行う予定で出荷数量は3448㌧を目指します。
河南地域にある株式会社黄金ファームは4月26日、無人ヘリコプターを使い、早朝から約23㌶の防除を行いました。同法人は無人ヘリを使った防除作業を、2017年の設立当初から始め、今年で9年目。今年は2月の平均気温が低く推移しましたが、生育は順調に進んでいます。
阿部仁彦代表は「作業時間は1㌶あたり、5分程度。圃場の並びにもよるが、移動時間を入れても今日の23㌶は2時間ほどで終わった。梅雨時期の雨が心配だが、品質の良い麦が収穫できるよう、力を尽くしたい」と話します。JA管内の大麦は6月上旬から収穫が始まる見込みです。