
東松島市の農事組合法人おおしお北部は、衛星画像を通じ、圃場(ほじょう)ごとの生育状況などが確認できる栽培管理支援システム「ザルビオフィールドマネージャー」を導入しました。
加工用ジャガイモ、12㌶で利用します。地力マップや生育マップのデータを基に、元肥と追肥の施肥計画を立てることができ、先に導入しているJA全農の営農管理システム(Z―GIS)と連携。コスト節減と収量アップ、作業効率の向上に期待します。
同法人の従業員らはJA全農みやぎの職員を講師に「ザルビオ」の基本操作を学び、圃場を登録しました。
今後、ブームスプレーヤやドローンを使った病害虫防除に、同システムを取り入れることも視野に入れています。
2年前に「ザルビオ」を導入した農事組合法人奥松島グリーンファームの従業員は「地力・生育マップを使っている。毎日パソコンで簡単に把握できるようになったので、他のことにも手を回せるようになった」と話しました。
同市内では6法人がZ―GISを導入。3法人が「ザルビオ」を導入しています。