
JAは5月16日、2025年度の水稲の乾田直播(ちょくは)現地検討会を開き、順調に生育していることを確認しました。
生産者や関係者約60人が、石巻市桃生地区と河南地区、東松島市の「ササニシキ」「まなむすめ」、圃場(ほじょう)を巡回。苗立ち本数や雑草の発生状況を調査しました。苗立ち本数は、1平方㍍あたり、100本から150本で生育は順調です。
講師を務めた、東北農業研究センター研究推進部技術適用研究チームの屋比久貴之研究員は「順調に芽吹いていて、除草剤も良く効いていた。水はけのよい圃場は、土をよく湿らせ、入水させることが重要。今後は草種に合わせて除草剤を散布してほしい」と呼びかけました。
乾田直播に取り組む生産者は「入水時期や入水後の管理を教えてもらった。今後も天候に合わせて管理していきたい」と話しました。次回の現地検討会は7月を予定。