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ファミマ「親子田植え体験」を企画/おむすびも堪能

 

楽しく田植えを体験する親子

石巻市河南地区の農業法人の圃場(ほじょう)で5月17日、親子9組19人が田植え体験を楽しみました。

 参加したのは、大手コンビニのファミリーマート(東京都港区)が企画した、おにぎり専門店「ぼんご」店主の右近由美子さんと親子で行く「田植えツアーご招待キャンペーン」の当選者です。

 JA全農みやぎとJAいしのまきが協力。参加者は慣れない田植えに初めは苦戦していたが、JA職員らにアドバイスをもらいながら、「ひとめぼれ」を思い思いに植えました。

参加した親子は「根っこと茎を掴んで植えるのが難しかったが、楽しかった」と話しました。

 田植え前には、「ひとめぼれ」を使い、右近さんがにぎったおむすびを振る舞った。参加者は15種類ある具材から2種類を選び「ぼんご」のおむすびを堪能しました。

 右近さんは「お米がないとおにぎり屋はやっていけない。米を作ってくれる人を想い、『いただきます』と『ごちそうさま』の言葉で、感謝を忘れずに食べましょう」と話しました。

 松川孝行組合長は「いしのまきはおいしい米ができる環境がそろい、今年度は約7000㌶で栽培する。この情勢の中、生産者と消費者をつないでもらった企画に感謝している」と笑顔で語りました。

 JAいしのまきは、2018年にファミリーマートと経営統合したサークルKサンクスと東日本大震災前から田植えツアーなどを行ってきた経緯があり、今回の企画が実現しました。

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