
石巻市の市営河北上品山牧場で5月16日、黒毛和牛種繁殖牛の放牧が始まりました。
JAいしのまき管内の畜産農家7軒から17頭が入牧。トラックで牧場に運ばれ、採血、体重測定、予防接種など衛生検査を終え、牧草地に放たれました。
今年は牛同士のけがを防止するため、事前に除角作業を行いました。
放牧は10月24日までの161日間を予定しています。
石巻市河北総合支所の水澤秀晃支所長は「牛たちのストレス軽減と健康的な牛体づくり、繁殖成績の向上を目指していく。退牧まで事故のないよう管理に努めたい」と話しました。
入牧に立ち会った畜産農家の佐々木誠さんは「広い牧場でのんびりと過ごし、牧草をたくさん食べて帰ってきてもらいたい」と笑顔で語りました。