
JAとクボタアグリサービスは5月13日、石巻市北上地区の株式会社ゆいっこの圃場(ほじょう)で水稲の無人田植え機の実演を行いました。
JA職員や生産者ら約13人が参加。実演したのはクボタの無人仕様田植え機「アグリロボ」で、苗や肥料の補充だけで済むため農作業の省力化を図ることができます。
栽培管理システム「ザルビオフィールドマネージャー」とクボタの営農支援サービス「KSAS(ケーサス)」と連携し、同機に活用することが可能。
「ザルビオ」で作成した可変施肥マップを同機の通信ユニットで受信し、圃場の地力に応じた施肥ができます。
生育むらをなくし、適正な施肥量を自動調節するため、肥料コストの削減と収量の増加が期待できます。
同社の奥山浩社長は「慣れていないため、多少時間がかかったが、自動で行うので労力はかからない。植え付けもきれいに仕上がり、可変施肥も行ったので収量の増加を期待したい」と話しました。