
JAは5月28日、水稲を移植栽培している東松島市の株式会社パスカファーム立沼の圃場(ほじょう)4カ所で、液肥による元肥の流し込み拡散試験を行いました。
マイクロプラスチック削減と液肥効果の向上が目的で、JA職員や片倉コープアグリの担当者ら6人が参加。
職員らは水口栓の周辺で、液肥の落とす時間や投入方法、量などを変えて流し込みました。
今後、4カ所の圃場の生育と収量などを調査し、乾田直播(ちょくは)での流し込み拡散試験を検討します。
片倉コープアグリの担当者は「液肥は肥料を必要とするタイミングを逃さず、施肥作業が楽にできるのが特徴。プラスチック被覆肥料の代替の一つとなればうれしい」と話します。
同JAは、2段ペーストの施肥技術によって環境への配慮と作業の省力化につながる取り組みを約85㌶で行っています。引き続き安全・安心ないしのまき米の生産に取り組んでいきます。