
サツマイモの産地化を目指す、JAいしのまきのさつまいも生産組合は6月6日、石巻市蛇田の圃場(ほじょう)で「べにはるか」の苗を、例年並みの3000本定植しました。
組合員ら4人は初めに、トラクターでマルチシートを張り、その後、専用の苗挿し棒を使って苗を一本一本丁寧に定植。1畝あたり300本を20㌢間隔で植えていきました。
同組合の鈴木貴郎組合長は「サツマイモにとって良い環境をつくり、おいしいものを多くの人に届けたい。今年も石巻市内小中学校特別支援学級保護者会の方々の協力をいただき、
子どもたちと一緒に食農教育活動を行っていきたい」と意気込みを話しました。
同組合は地域農業の活性化を掲げ、20年に青年部員10人で発足。無肥料栽培を行い、コスト削減に努めている。11月の収穫を目指していきます。