
宮城県内で大麦の生産量一位を誇る、JA管内で、刈り取りが始まっています。
石巻市河南地域で「ホワイトファイバー」を10㌶で栽培している株式会社黄金ファームは、ほぼ平年並みの6月7日に刈り取りを開始。昨年10月下旬に播種(はしゅ)し、4月下旬に一回目の防除を行いました。
同社の阿部仁彦代表取締役は「今年は、冬の雪や雨も少なかったため水分不足の傾向がみられるが、品質、収量とも申し分ない」と話します。
同社は、大麦の収穫後、同じ圃場(ほじょう)に大豆を播種(はしゅ)する予定で、水田フル活用に余念がないです。
JAは、大麦と小麦合わせて3448㌧の出荷を目指します。6月中旬に初検査となる見込みです。