
東松島市宮戸地区の奥松島果樹生産組合「いちじくの里」で、桃の袋掛けが始まっています。
漁師が中心の構成員9人が、約170本の木の果実1個ずつに、丁寧に袋を掛けています。
桃の栽培は、東日本大震災で被害を受けた農地で、新たな特産品にしようと2015年から始めました。
今年は花の満開時期が例年より1週間遅かったですが、葉の色づきが良く、果実は500円玉大に順調に生育しています。収穫は7月下旬から順次「あかつき」「まどか」「紅錦香」と始まります。
同組合の尾形善久組合長は「今年の桃も順調に生育している。袋掛けは桃の肌が悪くならないための大事な作業。地域の皆さんや市場においしい桃を届けたい」と笑顔で話します。